ラクティブ六本木では、六本木で開催中のアートイベントの情報を開催日順にご案内しております。
六本木では、デザイン・アートのイベントが常にあちらこちらで開催されております。
心を豊かにするアートイベントにぜひ足をお運び下さい。作品開催中のイベントの詳細情報は、各施設までお問い合わせください。
クリストとジャンヌ=クロード
2022年6月13日(月)- 2023年2月12日(日)
2021年9月、エトワール凱旋門が布で覆われると、周囲は人々の歓声に包まれました。クリストとジャンヌ=クロードが出会い、現代美術作家として創造活動の一歩を踏み出したパリで1961年に二人が構想し、悲願の夢でもあったプロジェクト「L'Arc de Triomphe, Wrapped(包まれた凱旋門)」が現実のものとなった瞬間でした。 21_21 DESIGN SIGHTでは、2022年6月13日より2023年2月12日まで、クリストとジャンヌ=クロードの活動の根源と広がりに焦点をあてた展覧会を開催します。展覧会ディレクターには、パリと東京を拠点として活躍する映像ディレクター、パスカル・ルランを迎えます。16日間に渡り、銀色のコーティングが施された再生可能な青い布25,000m2と、3,000mもの赤いロープで包まれた「L'Arc de Triomphe, Wrapped」の背景や制作過程を紹介。二人の意志を継ぐ人々が結集してのプロジェクト実現を讃えるとともに、激動の時代のなかにあってもなお状況を切り拓き、喜びをもたらす創造の大きな力そのものに目を向けます。
http://www.2121designsight.jp/program/C_JC/
TOTOギャラリー・間 企画展
How is Life?
――地球と生きるためのデザイン

2022年10月21日(金)〜2023年3月19日(日)
10月21日(金)から2023年3月19日(日)まで、TOTOギャラリー・間 企画展 How is Life? ――地球と生きるためのデザインが開催されます。 21世紀に生きる私たちは豊かな暮らしを享受する一方で、気候変動や社会格差、感染症の拡大等による世界情勢の変化など、さまざまな課題に直面しています。こうした状況を受け、地球環境に対して建築に何ができるのか、TOTOギャラリー・間の運営委員によって議論が重ねられました。その過程で、建築を「人びとの暮らしをよりよくすることに奉仕するもの」として捉え直し、生活に関連するあらゆる分野に目を向けると、私たちを取り巻く障壁に風穴を開けるような事例の芽がいたるところで見つかりました。こうした議論やリサーチが、建築やデザインを介した、成長を前提としない繁栄のあり方を探る本展のテーマ「地球と生きるためのデザイン(Designing for our Earth)」へと発展しています。 会場では、本展キュレーターチームからの問いかけ「How is Life?」に答えている古今東西の多彩な事例が紹介されます。一例として、2018年にフランスで開催された展覧会「Capital Agricole(キャピタル・アグリコール)」では、色鮮やかなドローイングなどを通じて、農業と共存するパリと周辺都市の未来像を提示。岐阜県の「藤村記念堂」(設計:谷口吉郎)は、地元出身の文豪を慕う人びとの熱意に建築家が呼応し、物資に乏しい戦後の山村において、子供や女性を含む村人たちの手で1947年に建設されました。 かつて存在した営み、現在進行形で行われている取り組み、さらに今の日本ではまだ見ることができないものなど、私たちが知る都市や建築とは別の可能性を感じさせるこうしたプロジェクトが提示されます。
https://jp.toto.com/gallerma/ex221021/index.htm
DOMANI・明日 2022-23
2022年11月19日(土)〜2023年1月29日(日)
文化庁は若手芸術家の支援事業として、「新進芸術家海外研修制度(在研)」を1967年度から継続し、美術分野では1998年より経験者によるグループ展「DOMANI・明日展」を年に一度のアニュアル展として開催してきました。二年ぶりに国立新美術館での開催となる第25回展は、首都圏を見舞った関東大震災から百年目の年にあたり、「ゆれる/ゆらぐ地面、制度、価値観」を共通テーマに、10名の多世代の作家が集います。
https://domani-ten.com/
京都・智積院の名宝
2022年11月30日(水)〜2023年1月22日(日)
サントリー美術館にて、11月30日(水)から2023年1月22日(日)まで「京都・智積院の名宝」が開催されます。智積院は京都・東山に建つ弘法大師空海(774〜835年)から始まる真言宗智山派の総本山で、全国に約3,000の末寺を擁します。高野山中興の祖といわれる興教大師覚鑁(1095〜1143年)の法統を受け継ぎ、のちに隆盛を極めた紀伊国根来寺山内で室町時代中期に創建されました。天正年間には豊臣秀吉政権の下で一旦衰退しますが、その後、徳川家康の寄進を受け、江戸時代初期には現在の地に再興を遂げました。この地にはもともと秀吉の夭折した息子・鶴松(棄丸)の菩提を弔うために建てられた祥雲寺があり、長谷川等伯(1539〜1610年)と息子・久蔵(1568〜1593年)が描いた名高い金碧障壁画群も、智積院の手厚い保護によって今日まで大切に守り伝えられてきました。 本展では、国宝の「楓図」「桜図」など、誰もが知る障壁画群を初めて寺外で同時公開。桃山時代の絢爛豪華な抒情美にふれられる貴重な機会です。また、国宝「金剛経」や重要文化財「孔雀明王像」のほか、仏堂を荘厳する仏教美術の貴重な優品や、近代京都画壇を代表する堂本印象(1891〜1975年)による「婦女喫茶図」まで、智積院が秘蔵する多彩な名宝が一堂に公開されます。
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_5/index.html
六本木クロッシング2022展:往来オーライ!
2022年12月1日(木)〜 2023年3月26日(日)
「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として、2004年以来共同キュレーション形式で開催してきたシリーズ展です。第7回目となる今回は、1940年代〜1990年代生まれの日本のアーティスト22組を紹介します。すでに国際的な活躍が目覚ましいアーティストたちから今後の活躍が期待される新進気鋭の若手まで、創造活動の交差点(クロッシング)となる展覧会です。 長引くコロナ禍により私たちの生活は大きく変化し、これまで見えにくかったさまざまな事象が日本社会の中で顕在化しました。以前はあたりまえのように受け入れていた身近な物事や生活環境を見つめ直すようになったり、共にこの怒涛の時代を生きる隣人たちの存在とその多様さを強く意識するようになりました。そして今後、人流が回復し新たな文化の展開が期待されるなか、あらためて現在の「日本」にはさまざまな民族が共生し、この地に塗り重ねられた歴史や文化が実はすでに色とりどりであることについて、再考が求められるでしょう。その先に私たちはどのような未来を想像し、また共に作っていくことができるのでしょうか。 サブタイトルの「往来オーライ!」には、歴史上、異文化との交流や人の往来が繰り返され、複雑な過去を経て、現在の日本には多様な人・文化が共存しているという事実を再認識しつつ、コロナ禍で途絶えてしまった人々の往来を再び取り戻したい、という思いが込められています。 このような文脈において、日本の現代美術やクリエーションとは何かをあらためて広い視野から検証し、先の見えない明日をみなさんと一緒に考えたいと思います。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/roppongicrossing2022/index.html
自然を瞑想する―久門剛史、ポー・ポー、梅津庸一
2022年12月1日(木)〜 2023年3月26日(日)
「瞑想(メディテーション)」の語源はラテン語の「メディタリ」といわれ、想うこと、熟慮すること、癒すことを意味します。本展「自然を瞑想する」では、心を静めて意識を集中させ、瞑想するように自然と対峙することで見出された抽象表現を紹介します。本展で紹介するアーティストたちは、自然をその姿のまま描写するのではなく、哲学や精神世界、あるいは、自身の想像を映しだす鏡として見つめることで、豊かな表現を創り出しています。 久門剛史の《クォオンタイズーチェンマイでの対話》(2018年)は、タイ北部チェンマイのジャングルに滞在した経験をもとにした作品です。熱帯のジャングルに広がる夜の暗闇の深さと、そこで感じた得体の知れない「気配」を、現地で収録した虫の音と焚火の炎をイメージした立体で表現しています。 ポー・ポーは、仏教の思想体系であるアビダルマを表現する四大要素の「地」「水」「火」「風」、それらの要素を存在させる「空」を絵画で表現しています。自然界の要素と象徴的に対応している複雑な仏教思想を、幾何学形態を組み合わせたミニマルな抽象絵画で描いています。 梅津庸一が目の前に広がる「湖を包み込む雄大な自然、その息吹、湖水の深さ、水中の様子を想像しながら描いた」という《湖心》(2022年)では、景色が抽象的な情景として表現されています。 自然と対峙し、その本質的な要素を導き出した豊かな表現は、抽象的であるからこそ多様な解釈を可能にしています。地球環境が危機的状況にある現代において、これらの作品は、私たち自身が自然を見つめ直すきっかけや、そのヒントを示してくれるでしょう。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamcollection016/index.html
MAMプロジェクト030×MAMデジタル:
山内祥太

2022年12月1(木)〜 2023年3月26日(日)
「MAMデジタル」は、森美術館がデジタルメディアを活用して展開するプログラムおよびそのプラットフォームの総称です。本展は、「MAMデジタル」のプログラムを、現代美術の多様性を紹介するシリーズ「MAMプロジェクト」の一環として、リアルな展示空間で開催する初めての試みです。 山内祥太(1992年岐阜県生まれ、神奈川県在住)は、インターネットが普及した1995年以降のリアリティと共に育った世代で、自己と世界の関係性や、自分の認識する世界と現実の間にある裂け目といったものを様々な方法で明らかにしようと試みてきました。映像、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなど表現メディアは多様で、クレイアニメーション、クロマキー、3DCG、3D印刷、VR、モーションキャプチャなどの技術も自由自在に用います。テクノロジーによる新しさの追求だけではなく、身体性の生々しさや人間らしい感情、矛盾する気持ちや状況といった複雑さを表現しようとしていることも、その作品の特徴です。 本展のための新作《カオの惑星》は、リアルタイムに変化していくオンラインゲーム型の映像インスタレーションです。展示会場内のタブレット端末上で参加できるほか、ウェブに特設サイトが公開され、PCやスマートフォンなど、どこからでもアクセスできます。心理テストのようないくつかの質問に答えていくとアバターのような「自分のカオ(顔)」が粘土のように形を変えながらつくられます。それがサーバーにアップロードされると、さまざまなカオが集まってできた作品上の惑星に「自分のカオ」が加わり、互いに反応し合うことで多様なドラマが生まれます。森美術館の展示空間では、複数のカオでできた変化し続ける惑星の映像に加えて、山内自身の顔が島のようになった3D彫刻も展示されます。こうして、デジタルかつリアルに存在する本作は、山内のいう「正も悪も美も醜も同居し、時に喜びながら時に悲しみ、時に怒るというような惑星」として会期中、常に変化し続けます。皆さんもぜひ、参加してみてください。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamproject030/index.html
YUMING MUSEUM
2022年12月8日(木)〜 2023年2月26日(日)
2022年12月8日(木)から2023年2月26(日)まで、2022年にデビュー50周年の節目を迎えた松任谷由実(ユーミン)の魅力を体感する過去最大規模の展覧会、「YUMING MUSEUM」(ユーミン・ミュージアム)を開催いたします。18歳だった1972年にシングル「返事はいらない」でデビューを飾って以来、音楽シーンの最前線で新たな扉を開き続けているユーミン。50年の活動で、39枚のオリジナルアルバムを生み出し、公演数2000回を超えるステージではファンとかけがえのない時間と空間を共有してきました。雑誌やラジオなどのメディアを通して伝えられる等身大の姿は、今も同時代を生きる多くの人たちの共感を集めています。 本展は、これまでほとんど公開されることのなかったユーミン自身のコレクションや、貴重な資料や映像、ステージ衣装、直筆のメモなどを、まさにミュージアムとして過去最大規模展示で紹介していきます。ユーミンが育った東京の街を見渡す海抜250mの大パノラマ空間とともに、シンガーソングライター、そしてひとりの人間としてのユーミンの魅力に出会うことができる特別な機会です。
https://yumingmuseum.jp/
鈴木清写真展
「天幕の街 MIND GAMES」

2023年1月4日(水)〜3月29日(水)(最終日は16:00まで)
フジフイルム スクエア 写真歴史博物館では、表現媒体としての写真集を唯一無二の次元に昇華させた写真家 鈴木清の作品展を開催いたします。 1960年代から70年代にかけて独自の展開を見せた日本の写真集は、近年、海外でも大きな注目を集めています。なかでも、約30年間の写真家活動の中で8冊の写真集(1冊以外はすべて自費出版)を発表した鈴木清(1943年-2000年)は、表現媒体としての写真集を唯一無二の次元に昇華させた写真家です。自らの手で綿密に編まれた多くのダミー本*1で繰り返し行われた試行錯誤の後に世に提示された写真集は、そのいずれもが五感の歓びを呼び覚ますような強い存在感を放っています。 *1 写真集に使う作品のコピーやキャプションなどをレイアウトし本の形に綴じたもの。写真集の設計図のような存在。 1943年、福島県好間村(よしま村 現・いわき市)の炭鉱町に生まれた鈴木清は、高校卒業後、漫画家を志して上京しますが、ほどなく絵の道を断念したその日、行李に入れて大事に持ってきていた土門拳の写真集「筑豊のこどもたち」に改めて惹かれました。そして、絵やグラフィック、漫画などと共通する"手によって創造する視覚分野"である写真に可能性を見出し、東京綜合写真専門学校に入学します。同校を卒業した1969年から翌年にかけて、『カメラ毎日』にてエネルギーの転換期に直面し、斜陽となっていく自身の原風景でもある各地の炭鉱を撮影した「シリーズ・炭鉱の町」を発表し、写真家としてデビュー。定時制高校に通いながら印刷所で働いていた経験を活かし、1972年、装丁やレイアウトまですべて自ら手がけた初の写真集『流れの歌 soul and soul』を自費出版します。 3冊目の自費出版となった1982年刊行の『天幕の街 MIND GAMES』は、それまで、すべて自分一人で手がけていた作業工程のうちデザイン、装丁部分を、初めてデザイナーの鈴木一誌に任せる試みがなされた写真集です。写真の組み合わせによって、写真の間から見えてくるものを大切にした鈴木清にとって、第三者の視点による再構築は自らの写真に新たな世界を発見する大きな契機になりました。1983年には、本写真集、同名展覧会により第33回日本写真協会賞新人賞を受賞しています。「サーカスの天幕」「A・Q・U・A水声」「腐爛風景」「路上の愚者・浦崎哲雄への旅 1979-1981」の四部で構成される本写真集のタイトルは、幼い頃、父親とともに見に行ったサーカスの記憶に由来しています。サーカスの人々や路上生活者といった「漂泊者たち」のイメージは、鈴木清の記憶と夢をたどる旅のようでもあり、見る者を夢と現実の狭間に誘います。 本展「天幕の街 MIND GAMES」では、『天幕の街』所収作品約40点と、生前刊行された写真集のためにコピー本を綴じ合わせて制作された本人の手による貴重なダミー本を展示します。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/230104_05.html
東京ミッドタウン・デザインハブ第101回企画展
ゼミ展2023

2023年1月10日(火)〜2月12日(日)
東京ミッドタウン・デザインハブでは、大学・専門学校の教育課程や研究室で取り組まれている課題の内容と、学生作品をご紹介する「ゼミ展」を2018年より開催しています。 デザインは、社会をよりよくするための手段として様々な領域で求められるようになり、美大やデザイン専門学校以外でもデザインを学ぶ選択肢は増え、各校で工夫をこらした学びへの挑戦が行われています。本展は、そのデザイン教育の一端を「課題と作品」という形でご紹介する展覧会です。今年は全国から出展校を募り、手を挙げていただいた、プロダクト、グラフィック、情報デザイン、建築史などを専門とする11のゼミが参加します。それぞれのゼミならではのデザインへのアプローチや学生の視点にぜひご注目ください。
https://designhub.jp/exhibitions/8315/
NACT View 02 築地のはら
2023年1月12日(木)〜5月29日(月)
第二回目には、2次元と3次元の融合をテーマに、実写にアニメーションを合成した映像やプロジェクションマッピングなど新しい切り口の作品を制作するアニメーション作家・築地のはら(つきじ・のはら、1994年生)の作品を展示します。
https://www.nact.jp/2022/nactview-02/
2022年 第17回 「名取洋之助写真賞」受賞作品 写真展
同時開催:「報道写真家・名取洋之助」展

2023年1月20日(金)〜1月26日(木)(最終日は16:00まで)
公益社団法人日本写真家協会(JPS)が、「35歳までの新進写真家の発掘と活動を奨励する」ために、公募した受賞作品を展示します。
また、賞のタイトルにもなっている、フォト・ジャーナリストの世界に情熱を注がれた写真家であり、すぐれた企画、編集者でもあった「名取洋之助」の写真作品も本展の同時開催として展示いたします。
https://www.jps.gr.jp/natori/
FUJIFILM Xシリーズ作品展「マクロの世界」
2023年1月20日(金)〜2月2日(木)
レンズを通してファインダーを覗く。
その時に感じる驚きやときめきにおいて、マクロ撮影に勝るものはありません。
その驚きを創造性へと変えるツールが、当社Xシリーズが誇るマクロレンズたちです。
Xマウントの登場から10周年を迎えた2022年、3本目のマクロレンズ「XF30mmF2.8 R LM WR Macro」をラインアップに加え、より多様なシチュエーションでマクロ撮影を楽しんでいただけるようになりました。
最大撮影倍率の高いAPS-Cセンサーを搭載したXシリーズは、あなたの視覚を拡張し、未知の感動まで写し取ります。

宝石のような輝きの昆虫、新鮮な料理、夜露に光る植物 etc...
本写真展で、そんな小さな世界に潜む偉大な存在たちの魅力を、
是非体感いただければと思います。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/230120_03.html
ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END
2023年2月3日(金)〜 4月10日(月)
空想と現実を行き交う自由な発想とタッチで、作品制作のみならず絵本の刊行など幅広い活躍をみせる画家・ヒグチユウコ。本展では、自身初となる大規模個展として、約20年の画業の中で描かれた約1,000点以上(予定)の作品を公開します。
ヒグチユウコが描く猫や少女、キノコ、この世ならぬ不思議ないきものたちが繰り広げる、楽しくもどこか切ないサーカス(CIRCUS)の世界をお楽しみください。
https://higuchiyuko-circus.jp/
没後190年 木米
2023年2月8日(水)〜3月26日(日)
江戸時代後期の京都を代表する陶工にして画家である文人・木米(もくべい・1767〜1833)は、京都祇園の茶屋「木屋」に生まれ、俗称を「八十八」と言います。木屋あるいは氏の「青木」の「木」と、八十八を縮めた「米」に因んで「木米」と名乗りました。また、中年に耳を聾したことに由来する「聾米」のほか、「龍米」「九々鱗」「青來」「百六山人」「古器觀」などの号があります。 木米は、30代で中国の陶磁専門書『陶説』に出会い、これを翻刻しつつ本格的に陶業に打ち込みました。その作品は、優れた煎茶器から茶陶まで、多岐にわたります。熱心な古陶磁研究を土台に広い視野をもち、古今東西の古陶磁の美と美を、因習を越えて結びつけ新しい美をひらいていく創造性が木米のやきものにはあらわれています。 一方、木米がとりわけ50代後半から精力的に描いた絵画は、清らかで自由奔放な作風が魅力的です。その多くは友人への贈り物とした山水図であり、交友関係や木米自身の人柄を想像しながら鑑賞すると、より一層味わい深く感じられます。 さて、文人・木米を知る上で欠かせないものは、その壮大な遺言でしょう。「これまでに集めた各地の陶土をこね合わせ、その中に私の亡骸を入れて窯で焼き、山中に埋めて欲しい。長い年月の後、私を理解してくれる者が、それを掘り起こしてくれるのを待つ」と言ったと伝わります(田能村竹田『竹田荘師友画録』)。 本展では、当時の文人たちが憧れた木米の個性あふれる屈指の名品を一堂にご紹介いたします。木米の陶磁、絵画、交友を通して、その稀有な生涯と木米芸術の全貌に触れる貴重な機会となります。
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2023_1/index.html
ルーヴル美術館展 愛を描く
2023年3月1日(水)〜6月12日(月)
人間の根源的な感情である「愛」は、古代以来、西洋美術の根幹をなすテーマの一つでした。ギリシア・ローマ神話を題材とする神話画、現実の人間の日常生活を描く風俗画には、特別な誰かに恋焦がれる神々・人々の情熱や欲望、官能的な悦び、あるいは苦悩や悲しみが、様々なかたちで描かれています。

一方、宗教画においては、神が人間に注ぐ無償の愛、そして人間が神に寄せる愛が、聖家族、キリストの磔刑、聖人の殉教といった主題を介して、象徴的に表されています。 本展では、西洋社会における様々な愛の概念が絵画芸術にどのように描出されてきたのか、ルーヴル美術館の膨大なコレクションから精選された70点余りの絵画を通して浮き彫りにします。16世紀から19世紀半ばまで、約350年にわたる愛の表現の諸相をひもとく、かつてない趣向の展覧会です。ぜひご期待ください。
https://www.ntv.co.jp/love_louvre/
企画展「The Original」
2023年3月3日(金)〜 6月25日(日)
21_21 DESIGN SIGHTでは、2023年3月3日より企画展「The Original」を開催します。展覧会ディレクターには、デザインジャーナリストの土田貴宏を迎えます。 本展では、世の中に深く影響を与えるデザインを「The Original」と定義し、紹介します。ただし、ここでいう「The Original」は必ずしもものづくりの歴史における「始まり」という意味ではありません。多くのデザイナーを触発するような、根源的な魅力と影響力を備え、そのエッセンスが後にまで繋がれていくものです。 これまで21_21 DESIGN SIGHTでは、「デザインは生活を楽しく、豊かにし、思考や行動の可能性を広げてくれるものである」という考えに基づき展覧会を開催してきました。生活の中にある多様なデザインは、その歴史の中で影響しあい、時代に求められる形へと展開し続けています。しかし、生活様式が目まぐるしく変化する現代の社会では、そのデザインのエッセンスを見失いがちであるだけではなく、溢れる情報の中で、それに出会おうとする意欲すらも薄れているかもしれません。 世界の流行や潮流(トレンド)に適応することではなく、目の前にあるデザインの参照点であり、すべての端緒となる「The Original」をたどること。そしてあらためて見つめなおすことは、デザインの時間を超えた文脈と、それらを生み出したデザイナーたちとのつながりをもたらすでしょう。 会場では、デザインの第一線で活躍する3名―本展ディレクターの土田、企画原案の深澤直人と企画協力の田代かおるによって選ばれた100点以上のプロダクトを展示。家具、食器からテキスタイルや玩具などの「The Original」が並びます。あわせてその魅力を伝える写真やテキスト、選考過程や関係性を説明する資料などを通して、「The Original」の背景にある考え方をあますところなく紹介します。 私たちの日常にあるデザインをつぶさに見ていくと、創造の原点となったものは個人と社会のヴィジョンの交点に生まれてきたとも言えます。それらに「The Original」として再び目を向けることが、未来のデザインを生み出し、思考や行動の可能性を広げることにつながると信じています。
https://www.2121designsight.jp/program/original/
ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築
2023年3月17日(金)〜 6月4日(日)
1994年にロンドンで設立されたヘザウィック・スタジオは、世界各地で革新的なプロジェクトを手掛ける、いま、世界が最も注目するデザイン集団のひとつです。創設者トーマス・へザウィック(1970年、イギリス生まれ)は、子どもの頃、職人が作った小さなものに宿る魂に心を躍らせていたと言います。建築という大きな建物や空間にも、その魂を込めることはできるのか。この問いがヘザウィック・スタジオのデザインの原点となりました。すべてのデザインは、自然界のエネルギーや建築物の記憶を取り込み、それが大規模な都市計画であっても、ヒューマン・スケールを基準とするという信念に基づいています。その根底には、プロダクトや建築物というハードのデザインよりも、人々が集い、対話し、楽しむという空間づくりへの思いがあるのかもしれません。モノやその土地の歴史を学び、多様な素材を研究し、伝統的なものづくりの技術に敬意を払いながら、最新のエンジニアリングを駆使して生み出される空間は、誰も思いつかなかった斬新なアイデアで溢れています。 本展では、主要プロジェクトを「ひとつになる」、「みんなとつながる」、「彫刻的空間を体感する」、「都市空間で自然を感じる」、「記憶を未来へつなげる」、「遊ぶ、使う」の6つの視点で構成し、人間の心を動かす優しさ、美しさ、知的な興奮、そして共感をもたらす建築とは何かを探ります。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/heatherwick/index.html
テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ
2023年7月12日(水)〜10月2日(月)
本展は、英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し、18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの独創的な創作の軌跡に注目する企画です。 「光の画家」と呼ばれるジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナーや風景画の名手ジョン・コンスタブルといったイギリス美術史を彩る重要な画家たちの創作、クロード・モネをはじめとする印象派の画家たちによる光の描写の追求、モホイ=ナジ・ラースローの映像作品やバウハウスの写真家たちによる光を使った実験の成果、さらにブリジット・ライリー、ジェームズ・タレル、オラファー・エリアソン等の現代アーティストによってもたらされる視覚体験にまで目を向けます。 本展では、異なる時代、異なる地域で制作された約120点の作品を一堂に集め、相互に呼応するようなこれまでにない会場構成を行います。様々なアーティストの作品を通じて光の表現の豊かな世界との新たな出会いをご期待ください。
https://tate2023.exhn.jp/
イヴ・サンローラン展
2023年9月20日(水)〜12月11日(月)
20世紀のファッション界を席巻し「モードの帝王」とよばれたイヴ・サンローラン。 イヴ・サンローランは1958年にクリスチャン・ディオールの急死をうけ、「クリスチャン・ディオール(DIOR)」のデザイナーとして鮮烈なデビューを飾ります。1962年からは自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表。それ以来、2002年に引退するまで約半世紀にわたり女性の装いに変革を起こし、世界のファッションシーンをリードし続けてきました。 本展はイヴ・サンローラン美術館パリによる全面協力を得て、日本で初めて開催される回顧展です。 イヴ・サンローランは40年間の活動を通じて、多様な文化や歴史から刺激を受けながら普遍的なスタイルを提案し続けました。序章と11章から構成される本展では、ディオールでのデビューから、ブランドとして初のコレクション、そして独自のスタイルを確立するまでを、イヴ・サンローランによるルック110体のほかアクセサリー、ドローイング、写真によって一堂にご紹介します。イヴ・サンローランのクリエイションが生み出す豪華絢爛な美の世界をご堪能ください。
https://ysl2023.jp/