ラクティブ六本木では、六本木で開催中のアートイベントの情報を開催日順にご案内しております。
六本木では、デザイン・アートのイベントが常にあちらこちらで開催されております。
心を豊かにするアートイベントにぜひ足をお運び下さい。作品開催中のイベントの詳細情報は、各施設までお問い合わせください。
NACT View 03 渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)
私はフリーハグが嫌い

2023年9月13日(水) 〜 2023年12月25日(月)
国立新美術館では2022年より新規事業として美術館のパブリックスペースを使った小企画シリーズ「NACT View」を開始しました。黒川紀章氏が設計した建築は、スペクタクルでありつつ、細部にまで意匠が凝らされています。多くの人が憩い、通り抜ける広場のようなパブリックスペースで、多くの皆さまに楽しんでいただけるよう、若手から中堅の美術家、デザイナー、建築家、映像作家を招聘し、現代の多様な表現をご紹介します。 第3回目には、孤独・孤立という社会課題に対し、様々なアート・プロジェクトを通じ社会包摂のあり方を考察・実践する現代美術家の渡辺篤(わたなべ・あつし、1978年生まれ)の作品を2023年9月13日より展示します。
https://www.nact.jp/exhibition_special/2023/nactview-03/index.html
遠距離現在 Universal / Remote
2024年3月6日(水) 〜 2024年6月3日(月)
パンデミックをきっかけに考えるようになった社会の在り方、その中の私たちの暮らしや労働など、様々な事象を現代美術を通して考察する展覧会です。全世界規模の「Pan-」と、非対面の遠隔操作「リモート」の2つの視点から、グローバル資本主義や社会のデジタル化といった現代美術における従来のテーマを新たに捉えなおします。過剰な監視システムや精密なテクノロジーのもたらす滑稽さ、その中で生きる人間の深い孤独を感じさせる作品群は、今の時代、またポストコロナ時代の世界と真摯に向き合うものです。
https://www.nact.jp/exhibition_special/2024/universalremote/index.html
大巻伸嗣―真空のゆらぎ
2023年11月1日(水) 〜 2023年12月25日(月)
大巻伸嗣(1971年岐阜県生、神奈川県在住)は、空間と時間を抽出して体感させるような大規模なインスタレーションで高く評価されてきた現代美術家です。日本はもとより、アジアやヨーロッパなど世界各国で作品を発表し続けています。また、地域を活性化するアート・プロジェクトから舞台芸術まで、多くの人々と協働して空間を変容させるさまざまな現場でも、比類のない資質を発揮してきました。 大巻のインスタレーションに足を踏み入れる者は、身体の感覚を揺さぶられ、この世界における我が身の存在に、新たな視点を投げかけることになります。光と闇を重要な要素とする大空間は、太陽のリズムとともに在るこの世界を象徴するかのような、始原的な感覚を湛えています。 大巻はしばしば、その空間に動植物や風景を象った豊かな造形を施してきました。古来、人間は、自然を抽象化した文様を身近なものとすることで、生活に恩恵をもたらすと同時に、混沌とした恐ろしい存在でもある世界に寄り添ってきました。装飾性を帯びた大巻のインスタレーションには、生と死という逃れようのない自然のサイクルのなかで生きることへの、太古から続いてきた深い洞察が秘められているのです。 新型コロナ・ウイルスによるパンデミックは、それまでの大巻の制作を支えてきた死生観や自然への眼差しにも、少なからぬ影響を与えました。本展覧会では、大巻がこれまで取り組んできたインスタレーション・シリーズの最新作のほか、パンデミックのさなかに開始した新たな試みなど、新境地を開拓する創作をご紹介する予定です。 大巻は現在、弘前れんが倉庫美術館で開催されている大規模な個展でも話題を呼んでいます。国立新美術館の天井高8メートル、2000平米の大空間を舞台にした、新たなプロジェクトにご期待ください。
https://www.nact.jp/exhibition_special/2023/ohmaki/index.html
MAMコレクション017:
さわひらき

2023年10月18日(水)〜 2024年3月31日(日)
さわひらき(1977年石川県生まれ、ロンドン在住)は、キャリア初期から深層心理や夢、また記憶の領域に強い関心を抱いており、これまで現実と虚構が織りなす幻想的な映像作品を国内外の展覧会で発表しています。複数の映像を使ったマルチスクリーンによって巧みに構成された展示空間は、視覚的に鑑賞者を魅了しながら自身の身体性を意識させるものであり、人々の記憶と感情と感覚が絡みあう豊かな内的世界を表現します。 「MAMコレクション017」では、6チャンネルの映像インスタレーション作品《Hako》(2007年)を紹介します。本作のタイトルである「はこ」は、心理療法の技法である箱庭療法に由来します。箱庭療法では、患者が自由にミニチュアや玩具を砂箱に配置することで、言葉では説明できない心の状態を立体的なイメージとしてつくり、無意識内に存在する自己治癒力を高めることを目的としています。本作では、人の気配がする住家、砂浜の観覧車、港の夜空に煌めく花火、深い森林に佇む神社などの映像が直立するスクリーンに投影されます。どこか親しみを感じさせるサウンドとともに、人々が記憶の深部に閉ざしてしまったようなイメージがシンクロ再生され、ひとつの情景へと統合されます。 本展では、《Hako》の着想源となった箱庭療法の世界観を表現するために再構成されたバージョンを展示します。同時に、夢を喰う羊を描いたドローイングと、踊り子の残像を次々に重ね合わせてゆく映像作品もあわせて紹介します。それぞれの作品が共鳴し合うことで、無意識と意識、夢と現(うつつ)が交差する風景へと鑑賞者を誘います。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamcollection017/index.html
私たちのエコロジー
2023年10月18日(水)〜 2024年3月31日(日)
産業革命以降人類が地球に与えた影響は、それ以前の数万年単位の地質学的変化に匹敵すると言われています。環境危機は喫緊の問題であり、現在、国際的なアートシーンにおいても重要なテーマとして多くの展覧会が開催されています。
今日の環境危機を引き起こした人間中心主義を脱し、私たち人間と他のすべての存在との新たな関係性を構築する、持続可能な未来の可能性は残されているのでしょうか。本展では「エコロジー」を調和や循環として広く捉え、人間同士のコミュニティ、人間をも含む生態系、人間が認知できない世界の在り様も包含する新しい「循環」の在り方について考えます。タイトルの「私たちのエコロジー」は、私たちとは誰か、地球環境が誰のものなのか、という問いも投げかけています。
展示では、歴史的な作品から本展のための新作まで多様な作品を紹介します。例えば、地球温暖化と経済格差への抗議として、アグネス・ディーンズが資本主義を象徴するニューヨークのマンハッタンに小麦畑を出現させた1982年の作品は、今日の世界を見つめ直す機会を提供してくれます。また、高度経済成長の裏で環境汚染が問題となった1950〜70年代の日本で制作・発表されたアートを再検証し、現在の環境問題を日本という立ち位置からも見つめ直します。さらに、森美術館をひとつの環境と捉え、可能な限り輸送を減らし、資源を再生利用するなど、エコロジカルな展覧会制作を試みます。
本展は、現代アートとアーティストたちがどのように環境問題に関わってきたか、関わることができるのかを考察しながら、地球全体の持続可能な未来の残された可能性を探求しようとするものです。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/eco/index.html
キース・ヘリング展 
アートをストリートへ

2023年12月9日(土)〜 2024年2月25日(日)
明るく、ポップなイメージで世界中から愛されているキース・ヘリング。 ヘリングは「アートはみんなのために」という信念のもと、1980年代のニューヨークを中心に地下鉄駅構内やストリート、つまり日常にアートを拡散させることで、混沌とする社会への強いメッセージを発信し、人類の未来と希望を子どもたちに託しました。ヘリングが駆け抜けた31年間の生涯のうちアーティストとしての活動期間は10年程ですが、残された作品に込められたメッセージはいまなお響き続けています。 本展は6メートルに及ぶ大型作品を含む約150点の作品を通してヘリングのアートを体感いただく貴重な機会です。社会に潜む暴力や不平等、HIV・エイズに対する偏見と支援不足に対して最後までアートで闘い続けたヘリングのアートは、時空を超えて現代社会に生きる人々の心を揺さぶることでしょう。
https://kh2023-25.exhibit.jp/
東京卍リベンジャーズ
描き下ろし新体験展 最後の世界線

2023年11月27日(月)〜2024年2月4日(日)
コミックス累計発行部数7,000万部を突破した大人気漫画『東京卍リベンジャーズ』。 連載終了後もなお多くのファンを惹きつける本作の展覧会「東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展 最後の世界線」は、本編では描かれなかった最後の戦いに臨むキャラクターたちの物語が、展覧会オリジナル描き下ろし漫画として登場。武道、マイキーたちのリベンジが展覧会ならではのスケール感で展開されます。 本展覧会では、見るだけではなく、さまざまな角度から作品の世界を新しく体験できる展示を数多く用意しています。 アニメキャストによる音声ガイドや、ここでしか手に入らないオリジナルグッズも販売! 今なお盛り上がり続けている『東京卍リベンジャーズ』の世界を、ぜひ六本木で体感してください。
https://tokyorevengers-ex.com/
東京ミッドタウン・MIDTOWN CHRISTMAS 2023
「some snow scenes」

2023年11月16日(木)〜12月25日(月)

東京ミッドタウンでは、2023年11月16日(木)から12月25日(月)の期間、「MIDTOWN CHRISTMAS 2023」が開催されます。東京ミッドタウンの館内では、ビジュアルデザインスタジオWOWが手掛けた冬の繊細な情景を切り取るクリスマスにふさわしいインスタレーション「some snow scenes」が登場。軽やかに浮かぶ雪を模した無数の球体は、外部から光を受け、深く静かに降る雪のように、時に冷たく舞う吹雪のように、冬のさまざまな情景を情緒的に描き出します。氷柱のようなクリスタルから零れ落ちた光の滴が、ピアノの鍵盤を叩き、その一音一音は次来る春を待つ時間を刻み、また今この冬の瞬間を楽しむ音楽を奏でます。
https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/6738/


四百年遠忌記念特別展 大名茶人 
織田有楽斎

2024年1月31日(水)〜3月24日(日)
有楽斎(うらくさい)こと織田長益は天文16年(1547)に織田信秀の子、織田信長の弟として生まれました。武将として活躍し、晩年には京都・建仁寺の塔頭「正伝院」を再興、隠棲します。正伝院内に有楽斎が建てた茶室「如庵」は国宝に指定され、現在は愛知県犬山市の有楽苑内にあり、各地に如庵の写しが造られています。正伝院は明治時代に「正伝永源院」と寺名を改め、いまに至るまで有楽斎ゆかりの貴重な文化財を伝えています。
しかし茶人・有楽斎として名高い一方、武士・長益には悲観的なイメージも伴います。天正10年(1582)に起きた本能寺の変では、二条御所に籠る長益の主君・信忠(信長の長男)が自害したにもかかわらず、長益は御所を脱出したことから、京の人々には「逃げた(男)」と揶揄されました。さらにその後、信雄(信長の次男)に仕え、徳川家康と豊臣秀吉の講和を調整するなど存在感を示したものの、信雄が改易されると今度は秀吉の御伽衆に加わります。関ヶ原の戦いでは東軍として参戦し、戦後も豊臣家に仕えましたが、大坂夏の陣の前には家康の許可を得て主君から離れました。
信長、秀吉、家康の三天下人に仕えて時流を乗り切り、晩年を京で過ごした織田有楽斎の心中には、どのような思いがあったのでしょうか。本展覧会は、2021年に400年遠忌を迎えた織田有楽斎という人物を、いま一度総合的に捉えなおそうと構成したものです。
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2024_1/index.html
生誕90年記念 細江英公 作品展
「この写真家の熱量を観よ!」

2023年9月28日(木)〜12月28日(木)
戦後日本の写真界の中心的存在として、世界的に高く評価されてきた日本人写真家の一人である細江英公氏の生誕90年を記念した作品展。 1950〜70年代の細江氏の代表的な4つのシリーズから約30点を精選し、貴重なヴィンテージプリントで展示。 本展で展観される細江氏自身のヴィンテージプリントを通じ、写真家・細江英公が写真にかけてきた、ほとばしる熱量を感じてください。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/230928_05.html
「イマジニング・ザ・マジック」写真展
東京ディズニーリゾート40周年

2023年12月1日(金)〜12月21日(木)
東京ディズニーリゾートの様々な"魔法の瞬間"の写真や作品を生み出してきた、東京ディズニーリゾート・フォトグラフィープロジェクト「イマジニング・ザ・マジック」。開園40周年を記念した作品が登場した。 今回は、東京ディズニーリゾート40周年"ドリームゴーラウンド"の開催を記念して、写真家・映像監督の奥山由之さんが撮り下ろした作品が登場。"スローシンクロ"という撮影技法を使ったポートレート作品や、ディズニーの仲間たちのパークでの日常をフィルムカメラで撮影した作品を含む全部で3つのコンセプトで撮り下ろした。「フジフイルム スクエア」では奥山さんが撮り下ろした数々の“魔法の瞬間”を公開する。
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/231201_01.html
イヴ・サンローラン展
2023年9月20日(水)〜12月11日(月)
20世紀のファッション界を席巻し「モードの帝王」とよばれたイヴ・サンローラン。 イヴ・サンローランは1958年にクリスチャン・ディオールの急死をうけ、「クリスチャン・ディオール(DIOR)」のデザイナーとして鮮烈なデビューを飾ります。1962年からは自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表。それ以来、2002年に引退するまで約半世紀にわたり女性の装いに変革を起こし、世界のファッションシーンをリードし続けてきました。 本展はイヴ・サンローラン美術館パリによる全面協力を得て、日本で初めて開催される回顧展です。 イヴ・サンローランは40年間の活動を通じて、多様な文化や歴史から刺激を受けながら普遍的なスタイルを提案し続けました。序章と11章から構成される本展では、ディオールでのデビューから、ブランドとして初のコレクション、そして独自のスタイルを確立するまでを、イヴ・サンローランによるルック110体のほかアクセサリー、ドローイング、写真によって一堂にご紹介します。イヴ・サンローランのクリエイションが生み出す豪華絢爛な美の世界をご堪能ください。
https://ysl2023.jp/
特別企画展 日本画の棲み家
2023年11月2日(木)〜12月17日(日)
明治時代における西洋文化の到来は、絵画を鑑賞する場に地殻変動をもたらしました。特に展覧会制度の導入は、床の間や座敷を「棲み家」とした日本絵画を展覧会場へと住み替えさせました。その結果、巨大で濃彩な作品が増えるなど、新しい「家」にふさわしい絵画表現へと大きくシフトしていきます。 このような時代のなかで集められた住友の日本画は、むしろ邸宅を飾るために描かれたもので、来客を迎えるための屏風や床映えする掛軸など、展覧会を舞台とする「展覧会芸術」とは逆行する「柔和な」性質と「吉祥的」内容を備えています。 本展では、今日その姿を消しつつある日本画の「棲み家」に光を当てることで、床の間や座敷を飾る日本画の魅力とその行方を紹介します。
https://sen-oku.or.jp/program/20231102_thehabitatsofnihonga/
ゼロから学ぶはじめてのデザイン
Tama Design High School

2023年11月20日(月)〜 12月24日(日)
東京ミッドタウン・デザインハブにおいて、第一線で活躍するクリエイターやデザイナー、教育関係者、デザイン研究者らによる講義プログラムを開催します。高校の授業のようなスタイルで、「初学者向けのデザインのお話」をテーマに、様々な切り口からデザインを学べる機会を提供します。 2021年に開校した新しいデザインのヴァーチャル大学「Tama Design University」の第三弾として、ゼロから学ぶデザインにフォーカスします。誰もが参加できる学びの機会として、会場での講義だけでなくYouTube LIVE による配信も行います。 講義プログラム実施期間中には、東京ミッドタウン・デザインハブの会場内にて展示も開催中です。美術大学で実際に使っているツールを、身近な文房具と照らし合わせて眺めることができたり、作品制作の様子や課題の内容を知ることで、デザインやアートで養われる視点を体験することができます。今、教室で学んでいるみなさんも、昔学んでいたみなさんも。学校のような雰囲気の会場で、たくさんの方のお越しをお待ちしています。
https://www.designhub.jp/exhibitions/cxgl26rkudno
企画展「もじ イメージ Graphic 展」
2023年11月23日(木・祝)〜2024年3月10日(日)
21_21 DESIGN SIGHTにて、2023年11月23日(木・祝)から2024年3月10日(日)まで企画展「もじ イメージ Graphic 展」が開催されます。 本展の中心となるのは国内外約50組のグラフィックデザイナーのクリエイションの数々。漢字や仮名の使い分けや、縦書き、横書きといった特有の表現方法をもち、文字と図像が混ざり合う日本のグラフィック文化が、グローバルなデジタル情報技術とどう向き合い、何を生み出してきたか、どのような可能性をみせているのかを「造形性」「身体性」「メディア」など13のテーマに分けて紹介しています。 また、展覧会ディレクターはグラフィックやタイポグラフィに関する数々の著書を手がける編集者の室賀清徳、グラフィックデザインの研究を行う後藤哲也、そしてグラフィックデザイナーの加藤賢策の3名が務めており、あらためてグラフィックデザイン本来の楽しさや豊かさを発見する機会の場を作り上げていきます。
https://www.2121designsight.jp/program/graphic/
マティス 自由なフォルム
2024年2月14日(水)〜5月27日(月)
20世紀最大の巨匠の一人アンリ・マティス(1869-1954)。大胆な色彩表現が特徴であるフォーヴィスムの中心人物として20世紀初頭、パリで頭角を現します。後半生を過ごすこととなるニースでは、アトリエで様々なモデルやオブジェを精力的に描く一方で、マティスは色が塗られた紙をはさみで切り取り、それを紙に貼り付ける技法「切り紙絵」に取り組みます。 本展はフランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、素描、版画、テキスタイル等の作品やマティス旧蔵のオブジェ等を紹介するものです。切り紙絵が日本でまとめて展示されることはきわめて稀で、マティスの記念碑的な表現方法に触れる貴重な機会となるでしょう。 (※本展は当初 2021年に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催を延期していました。)
https://matisse2024.jp/
企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」
2024年3月29日(金)- 2024年8月12日(月・祝)
21_21 DESIGN SIGHTでは、2024年3月29日より企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」を開催します。展覧会ディレクターには、幅広い工業製品のデザインや、先端技術を具現化するプロトタイプの研究を行うデザインエンジニアの山中俊治を迎えます。 みなさんが思い浮かべる未来は、どのような姿でしょうか。あまりに壮大で漠然としており、はっきりとした輪郭をつかむことは難しいかもしれません。しかし、だからこそクリエイターたちは、未来に対するさまざまな可能性に思いをはせます。美しく、驚きにあふれた、より魅力的な世界を想像し、プロトタイプを通じて確かめるのです。今わたしたちが未来のかたちをはっきりと描くことはできなくても、生み出された「未来のかけら」を通じて、その一部にそっと触れることはできるかもしれません。 本展では、山中が大学の研究室でさまざまな人々と協働し生み出してきたプロトタイプやロボット、その原点である山中のスケッチを紹介するとともに、専門領域が異なる8組のデザイナー・クリエイターと科学者・技術者のコラボレーションによる多彩な作品を展示します。最先端技術や研究における先駆的な眼差しとデザインが出合うことで芽生えた、未来のかけらたちを紹介します。 多様な視点が交わり、想像力が紡がれる会場で、科学とデザインが織りなす無数の可能性と、まだ見ぬ未来の世界に向かうデザインの楽しさを体感する機会となれば幸いです。
https://www.2121designsight.jp/program/future_elements/