JTRIPBARの前身は1984年、元モデルで実業家のジューン・アダムスさんの溜池にあった店でした。その店の常連客だった坂本龍一さんから「お店の壁に絵を描いてくれないか」と連絡があり、絵の具と筆を持って直接壁に描きに行ったのが最初でした。86年に店が飯倉片町(現在の六本木五丁目)近くへ移転することになり、壁の絵は移転できず、新たに製作することになり、移動できる軽やかな壁画という切り口で製作したのがタペストリー型の壁画でした。当時、ニューヨークでもアーティストがディスコ空間をデザインするムーブメントが起こっていました。
開店当初の客層は、文化人や芸能人、スポーツ選手も多かったのですね、深夜営業ができなかったディスコから若者が流れ込むようになり、客層が変化していったように感じます。人気が高まり、J TRIPは苗場スキー場のエリアにも展開し、冬季は「六J(六本木店)」で夜まで騒いだあと「苗J(苗場店)」にチャーターバスで移動してそのままスキーを楽しむというツアーも企画されていました(笑)